議会から不信任を突きつけられた球磨村の松谷 浩一村長の選択は、「自ら辞める」との決断でした。松谷 村長は15日午前、議長に対し辞職願を提出しました。
2020年に初当選し、現在2期目の松谷浩一村長をめぐっては球磨村議会が12月12日、「政治的判断能力が乏しく、復旧・復興の方向性も見えない」などとして
不信任決議案を可決していました。
議会から不信任を突きつけられた松谷 村長。12月22日までに『辞職するか』
『議会を解散するか』しなければ翌23日に自動的に失職することになっていました。
村によりますと、松谷 村長が15日午前、「12月19日付で村長を辞職する」との願を議長に提出したということです。
松谷村長が失職を待たずに辞職する場合には、議会で過半数の同意が必要で、村議会は17日臨時議会を開き、提出された辞職願について審議。
議会で同意が得られれば松谷村長は12月19日付で辞職することになり、50日以内に村長選挙が行われます。