普通列車では、23年ぶりの新型車両です。
2026年3月のJRのダイヤ改正に合わせて、山陰線と伯備線に新型車両が導入されることになりました。

JR西日本山陰支社・貴谷健史支社長:
山陰エリアの伯備線の新郷から山陰本線の西出雲まで、227系Urara(ウララ)が新たに運行することとなります。

これは12月15日にJR山陰支社の定例会見で発表されました。

新たに導入されるのは、普通列車用の227系「Urara」。
2026年3月のダイヤ改正にあわせて、山陰線の西出雲駅(島根)と伯備線の新郷駅(岡山)との間で運行を始めます。

山陰エリアの普通列車に新型車両が導入されるのは、山陰本線の高速化が完成した2003年以来、23年ぶりとなります。

227系Uraraは、2023年に岡山エリアに導入。
広い空間の多機能トイレを備え、ドア付近に車いすやベビーカーのスペースを確保するなどバリアフリーへの対応を充実させたほか、防犯用の車内カメラや2か国語対応の情報表示装置なども備えています。

JR西日本山陰支社・貴谷健史支社長:
227系車両の投入によりまして、さらなる安全性、快適性また利便性の向上、ならびに省エネ化など持続可能な鉄道の運行の実現貢献できるものと考えている。

新型車両は8編成・16両が導入される予定で、2026年3月14日から現在の車両に代わり順次、運行を始めるということです。

TSKさんいん中央テレビ
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