陸上の交通機関バスやタクシー、トラックなどの輸送業者に対する国の安全総点検も、12月10日から始まり事業所への立ち入り点検が行われました。
このうち鳥取市の運送会社には、中国運輸局鳥取運輸支局の担当者3人が訪れました。
「右ウインカー点灯点滅回数良し、左ウインカーよろしくお願いします。」
「左ウインカー点灯点滅回数良し。」
立ち入り点検では、ドライバーによる輸送トラックの乗務前の点検の様子を見ていきました。
「空気圧良し。」
特に冬用タイヤへの交換前後となるこの時期はタイヤの脱輪事故が多くなることから、タイヤの空気圧や車輪を止めるナットの締め具合を確認する手順をチェックしました。
また、乗務員の健康状態の把握や飲酒のチェックが確実にされているかどうか自然災害や事故が起きた場合、連絡体制が整備されているかなど責任者からヒアリングを行いました。
国土交通省中国運輸局鳥取運輸支局・児島健二支局長：
運送業者の皆さまには県民の皆さまの信頼を損なわないように、しっかり常日頃から安全意識の高揚に取り組んでいただきたい。
この安全総点検は、2026年の1月10日まで続きます。
