島根県川本町の教育委員会は、町営のスクールバスに小学2年生1人が約10分間置き去りにされる事案が発生したと発表しました。
児童の健康状態に問題は無いということです。
川本町教委によると、置き去り事案は12月3日の午後6時すぎ、川本小学校2年生の児童が帰宅しないことを心配した母親からの連絡で発覚。
児童の父親が、車庫に戻っていたスクールバスの車内で寝ている児童を発見したということです。
児童が置き去りにされた時間は10分ほどで、健康状態に問題はないとしています。
児童は、本来の下車予定の場所を寝過ごして通過してしまったということです。
このスクールバスは川本町の運営で、運行マニュアルでは運転後に車内を掃除すると定められていますが、運転手は「毎回汚れるわけではない」として掃除をせず車内確認も怠ったことから児童に気づかなかったということです。
町教委は、この運転手を文書訓告の処分とするとともに、12月10日、小中学校の保護者に対して説明会を開催するとしています。