駅前の広場でおよそ90人が参加し緊迫感のある訓練です。JR熊本駅で、不審者が刃物を使って人を襲う事件が発生した想定で対応訓練が行われました。

利用客が行き交うJR熊本駅の白川口で行われたきょうの不審者対応訓練。電車内など公共交通機関で多発する無差別な犯行を想定し、駅員や警察・消防からおよそ90人が参加しました。

利用客を次々と刃物で切りつけた男が催涙スプレーを噴射し多数のケガ人が発生した、というシナリオです。

参加者は警察への通報、救護活動などに加え、防護装備を使った実践的な訓練に取り組んでいました。

その後、かけつけた消防が治療の優先度を決めるトリアージを行いけが人を搬送。訓練を終了しました。

【矢野慎一郎駅長】「緊張感のある訓練だった。お客さまと駅員の安全を最優先して備える」

テレビ熊本
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