文化庁は11月12日、2025年度の地域文化功労者文部科学大臣表彰の受賞者を発表しました。

香川県関係では観音寺市を舞台に描き、映画化もされた直木賞受賞小説「青春デンデケデケデケ」の作者で、小説家の芦原すなお(蔦原直昭)さん(観音寺市出身・東京都八王子市)、元香川県文化財保護審議会会長の田中健二さん(木田郡)の2人が選ばれました。

この賞は芸術文化の振興、文化財の保護など地域文化の振興に功績があった全国各地の個人や団体に対して、その功績をたたえて文部科学大臣が表彰するもので、1983年度から実施されています。2025年度は74人を含む93件が表彰されます。

表彰式は11月19日に京都市で行われます。

<功績概要>
芦原すなおさん
永年にわたり、小説家として優れた活動を行い、地域文化の振興に貢献している。

田中健二さん
永年にわたり、香川県文化財保護審議会会長などを務め、地域文化の振興に貢献している。

岡山放送
岡山放送

岡山・香川の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。