中国の今を映したドキュメンタリー映画祭の開幕式が東京都内で行われ、中国残留日本人を描いた作品の関係者らが出席しました。
7日から始まる映画祭では、現代中国の人々の日常を映したドキュメンタリー作品5本が上映され、中国でSNS総フォロワー数が1000万人を超える竹内亮監督が実行委員長を務めます。
竹内監督の最新作で、戦後、旧満州に取り残された中国残留日本人とその家族100人以上を、2年にわたって取材した作品「名無しの子」も上映される事が決まり、6日に行われた開幕式には約20人の残留日本人や家族が出席しました。
竹内亮監督:
まだ苦しんでるんだ。まだ残留孤児の問題は終わってなかったということを改めて感じて、ちょうど80周年だし、もう今記録するしかない。
映画祭は、7日から20日まで都内で開かれます。