2025年は10年ぶりに牛肉の販売も復活しました。
鹿児島県鹿屋市の鹿屋農業高校で6日、文化祭が行われ、恒例の農畜産物の販売に朝から行列ができました。
テントの前にずらりとできた行列。
お目当ては、生徒たちが実習で生産した農畜産物です。
鹿屋農業高校では「地域に恩返しがしたい」と文化祭を一般に開放していて、新鮮な野菜や豚肉の販売が毎年人気となっています。
黒豚を販売する生徒
「普通の豚肉よりも甘いというのをかみしめながら食べてほしい」
野菜を販売する生徒
「ハクサイは小さいのは100円、大きいのは200円で売っています。実習の時に頑張って作業をしたので、多分おいしいと思います」
販売開始の10時になると、大玉のハクサイや黒豚の肉などが飛ぶように売れ、生徒たちも接客に大忙しでした。
鹿屋支局・春山たかよ記者
「中でも今年の目玉は学校の創立130周年を記念して10年ぶりに復活した牛肉の販売です」
用意されたのはA5ランクの黒毛和牛と、生徒が研究中の「本物の国産和牛」です。
24カ月間、国産のエサだけを与えて育てた珍しい牛で、生徒たちの愛情と青春が牛っと(ぎゅっと)詰まっています。
サーロインステーキは通常400グラムで約7000円のところ、6日は4000円で販売されていていました。
購入した人
Q.いくら買いましたか?
「5万を超えた。実家でイモ掘りをするので、その時、親戚で焼きたいと思います」「安い野菜を買って今度土曜日に子ども食堂があるので、子ども食堂でも使おうかと思って。ばっちり、狙っていた物が買えたのでよかったです」