中部電力パワーグリッド・送電部門の新入社員が6日、毎年恒例の高所作業の研修に挑みました。
緊張した様子で挑むのは、新入社員の芦田恭子さん(25)です。20メートルの高さに登るのはもちろん初めてです。
新入社員の芦田恭子さん:
「実は私、(学生時代は)ずっと文化部でして。美術部とかそんな感じで、全く運動経験がなくて…」
芦田さんは「頭が真っ白になりそう」と話しながらも、およそ20mの高さを目指しました。運動経験がない芦田さんですが、右足一本で器用に体を支え、電線の接続部分のつけ外し作業を確認しました。
ハーネスや工具など、重さおよそ15キロを身につけての高所作業。同期の多くは体育会系出身の中、芦田さんは…。
芦田さん:
「実はこっそり鉄棒で練習したりしていて。訓練以外でも少しずつ積み重ねることで慣れていったなと。(もっと高い所にも)登れるように、今後も頑張っていきたいなと思っております」
鉄塔での研修は7日までで、新入社員たちは来週から中電管内の現場で活動します。