ノロウイルスによる食中毒が冬場に増える傾向にあることから、6日は大分県大分市の街頭で注意が呼び掛けられました。

ノロウイルスは感染性胃腸炎の主な原因で、食事を通じて感染すると、嘔吐や下痢などの症状を引き起こすおそれがあります。

ノロウイルスによる食中毒は11月から2月にかけての冬場に増える傾向にあります。

こうしたことから、6日は大分市中心部で、保健所の職員や食品衛生指導員がチラシを配って注意を呼びかけました。県内では10月、別府市の飲食店でカキを食べた複数の客が症状を訴えた食中毒が発生しています。

◆大分市食品衛生協会小野晃正会長
「(食品の)加熱の際は85度以上の中心温度を保って、90秒以上の加熱を心がけてもらえれば」

また、トイレの後や調理の前の手洗いも重要ですが、ノロウイルスにはアルコール消毒が効かないため、石けんを使って、丁寧に行う必要があります。

テレビ大分
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