福岡市は5日、市内の医療機関からのインフルエンザ報告者数が基準値を超えたとして注意報を出しました。
市は手洗いなどの予防策を呼びかけています。
市によりますと、市内40カ所の定点医療機関から報告されるインフルエンザ感染者数が5日、注意報の基準値である10人を上回り、10.88人となりました。
幼稚園や小中学校で学級閉鎖なども相次いでいて、今季は6日現在で延べ44施設に上っています。
このため市は、今後4週間以内に大きな流行が発生するおそれがあるとして注意報を出しました。
市は以下のような予防策を呼びかけています。
▽手洗いをこまめに行いましょう
▽くしゃみやせきが出るときは、マスクの着用を含む「せきエチケット」を心がけましょう
▽室内ではこまめに換気をしましょう
▽症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう
▽特に高齢者は重症化予防のためにワクチン接種が有効です