福井市中心部で建設計画が進むアリーナについて県内全域の県民に理解を深めてもらおうと、初めての座談会が5日夜、敦賀市で開かれました。
座談会は、アリーナの整備・所有会社と県が、奥越、丹南、嶺南の3つの地域で開きます。
初開催となった敦賀市では市民ら22人が参加しました。
まず、会社側が事業計画の全体像を説明し、県は県民が利用しやすい方法を募るなどしました。
参加者からは、駐車場は何台分あるのか、嶺南のメリットはあるのかといった質問が寄せられました。これに対し会社側は「公共交通が基本」とし、県は嶺北と嶺南を結ぶ県の無料バスを活用しアリーナへの運行を検討する考えを示しました。
座談会は、11月に大野市と越前市でも開かれます。