新潟県の花角知事は11月14日で調整している柏崎刈羽原発の視察について、5日の会見で事故への対応力などを見るとした上で、今後示す自身の判断にも影響する可能性があるとの考えを示しました。
【花角知事】
「私自身の東京電力に対する見方が変わるかどうかということはあるかもしれない。現場を見ることで。できるだけ肌で感じたい」
近く、東京電力・柏崎刈羽原発を視察する意向を表明している花角知事。関係者によりますと11月14日で調整が進んでいます。
2018年以来7年ぶりとなる視察について11月5日の会見でその目的などを問われると…。
【花角知事】
「改めて安全対策。万が一、事故が起きたときの対応力を上げる取り組み。核物質の防護措置に非常に不適切事案があったので、その対応を確認したい」
柏崎刈羽原発の再稼働の是非をめぐり、花角知事は県民意識調査などを通し、県民の多様な意見を把握した上で自身の判断を示すとしていますが、今回の視察もその判断に影響する可能性があるとの考えを示しました。その上で…
【花角知事】
「近いうちに私の考え方を示すつもり」
花角知事は視察に合わせ原発周辺の市町村長との会談も行う予定です。