県内は先週“インフルエンザの流行期”に入ったばかりだが、県は今シーズン初めて「インフルエンザ注意報」を出した。統計が始まって以来最速となる感染拡大で、県が注意を呼びかけている。

県衛生研究所によると、11月2日までの1週間に確認されたインフルエンザの患者数は県全体で597人で、前の週の146人から4倍に急増した。

1定点医療機関あたりの患者数は15.31人で、国の基準値の10人を上回ったことから、県は5日、県内全域に「インフルエンザ注意報」を出した。

県内は10月29日にインフルエンザが流行期に入ったばかりで、「流行期入りの翌週に注意報レベルまで感染が拡大する」のは、1999年に統計を始めて以来初めてのこと。

さくらんぼテレビ
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