東海3県では初めて、県庁のトイレに無料の生理用品を設置する取り組みが始まります。
一見三重県知事:
「急に必要になって困ることがあるということで、それであれば試行的にやってみて、本当に利用があるのかどうか見ていこうと」
三重県の一見知事は、女性の不安や負担を軽減するため、11月10日から、本庁舎1階の女性用トイレに無料で利用できる生理用品を設置すると明らかにしました。
手洗い場に置く機械に手をかざすと、ナプキン1枚が取り出せる仕組みで、大阪・関西万博の会場で災害用に備蓄されていた生理用品を譲り受け、1年間の利用状況を確かめるということです。
2025年3月、女性県議が「市役所のトイレに生理用品を置いてほしい」とSNSで発信したことに対して賛否の声が上がり、議会などで議論が進められていました。