カープです。
ドラフト5位で指名された佛教大学の赤木晴哉投手と、ドラフト6位で指名された神村学園高等部伊賀の西川篤夢選手に、カープのスカウト陣が指名挨拶を行いました。
4日夕方、カープの田村恵・松本有史両スカウトが、三重県にある神村学園高等部伊賀のドラフト6位、西川篤夢選手の元へ指名挨拶に訪れました。
西川選手最大の持ち味は守備力。
50メートル5秒9の俊足を活かした守備範囲の広さと遠投110メートルの強肩には、松本スカウトも「高校生離れしている」と太鼓判を押します。
実は西川選手、カープの選手たちを参考にしてきたそうで…
【今ドラフト唯一の高校生・西川篤夢選手】
「特に矢野雅哉選手だったり小園選手だったり、菊池選手のこの3名の方は凄く僕はYouTubeでいつも勉強させていただいています。球際だったり肩が強いので、一歩目の動きだったり打者の癖だったりをまだまだ僕はそこが足りないと思うので、そこをすごく聞いてみたいです」
中学校までは愛知県や大阪府のチームでプレーしていましたが、「伊賀市の高校から初のプロ野球選手」になることを目標に地元神村学園伊賀への進学を決意。
自らの手でプロへの道を切り拓きました。
【今ドラフト唯一の高校生・西川篤夢選手】
「自分の魅力的な部分をプロ野球の世界でもしっかり伸ばしていって、広島東洋カープさんを代表するような選手になってチームからも愛され、ファンの方からも愛され、いろんな方から愛されて応援されるような選手になっていきたいなと思います」
そして、5日午前、京都府の佛教大学で行われたドラフト5位・赤木晴哉投手への指名挨拶。
赤木投手は、身長191センチの長身から投げ下ろす角度のあるボールが特徴の大型右腕。
主にストレートと、落差が異なる2種類のフォークに自信を持っていて、担当した鞘師智也スカウトも将来性を高く評価しています。
【ドラフト5位・赤木晴哉投手】
「自分の理想はやっぱり先発ピッチャーでやっていきたいなと思っています。まず一番はやっぱり体作りというのを重点的にやっていきたいんですけど、その中でしっかり一つ一つもっと精度を上げていけるようにやっていきます」
目標は「最多勝」。
チームを優勝に導くエースを目指し、プロでの第一歩を踏み出します。
【ドラフト5位・赤木晴哉投手】
「(プロに)入ったらやっぱり年齢関係なく自分が1番になるつもりでやっていくので、そういった部分ではやっぱり先輩にも負けずにやっていきたい。自分が先発した日に、『先発するから見に行きたい』と思われるような、目標とされる選手になっていきたいなと思います」