11月5日は津波防災の日です。呉市では南海トラフ巨大地震を想定して小・中学校と保育園合同での避難訓練が行われました。
県内最南端に位置する小・中一貫校『倉橋学園』。
「強い揺れに警戒してください(警報音)」
5日は、南海トラフ巨大地震でこの地域で発生する可能性のある最大震度6弱の揺れを想定した訓練が行われました。
揺れが収まると第一避難場所である校庭へと避難しましたが、最大3.6メートルの津波も想定されることから、海抜9メートルの高台へふたたび移動。
学校近くの保育園の園児たちを含めたおよそ140人がスムーズに避難を完了しました。
【児童・生徒】
「素早く移動することと、『おはしも』(※避難のルール)を守りました」
「いざという時に、すぐに移動できる経路をあらかじめ準備することが大切だと学んだ」
また、午後からは授業で作成した『安全マップ』をもとに、各地域の危険箇所や避難所を歩いて確認。自治会長などから直接、話を聞き、子どもたちは防災への意識を高めました。