メロンやシャインマスカット、霜降り和牛、ウニやイクラなどが盛られた豪華な舟盛り。
年の瀬が近づく中、百貨店では福袋商戦がスタートしました。

さらに今、注目を集めているのが「ふるさと納税福袋」です。

そのふるさと納税の、まだ間に合う“ここを見るだけで分かるお得な見分け方”も教えてもらいました。

5日、「東武百貨店」で行われたのは2026年福袋のお披露目会です。

そのテーマは「美味い・上手い・午(うま)い!福がウマれる1年に」。
2026年の干支「午」にちなんだ福袋を数多く展開します。

会場にはポニーが登場し、乗馬体験などができる福袋が発表されました。

さらに、毎年好評だという豪華な舟盛り。
馬のひづめに装着する蹄鉄(ていてつ)をイメージした新年らしい縁起の良さを演出しています。

昭和アイドルになりきってプロのカメラマンに撮影してもらう体験型の福袋も。

その他、長引く物価高を意識した福袋も展開します。

デパ地下の寿司などを1カ月間毎日テイクアウトできるサブスク福袋は2026円から。
毎日利用すると1万7000円ほどお得になるといいます。

東武百貨店 池袋本店 販売推進部・青木拓馬主任:
物価高で、少しでも家族や友人との集まりを華やかなものにしたいという思いを込めて福袋を企画しております。

2025年で開店100周年を迎えた「松屋銀座」でも約20種類の福袋が発表されました。

注目は大阪・関西万博のフランス館で限定販売されたパンやスイーツなどの詰め合わせ。
福袋限定で再販売されます。

また、2024年も大人気だったというのは約25種類の食料品の中から最大3万円相当の商品が当たるというお得で楽しい運試し福袋です。

ガチャを1回8000円で回すことができ、100貫の寿司や約30kgのコメなどが当たります。

他にも100周年を祝う肉ケーキやマスクメロンのシャーベットなどが景品として用意されています。

グルメガチャの福袋では、コメ価格の高止まりが続く中、コメに関連した家計を応援する内容の景品を多数用意したということです。

そして、こちらでも食品サンプル作りやたい焼き作りの体験型福袋を強化していました。

松屋銀座 顧客販促課・紀野珠輝課長:
ことしは体験型の福袋、世相を反映した福袋を強化しています。1年に1度の機会でお客さまにもお喜びいただける企画として考えたのでぜひご期待いただきたい。

少しでも安くお得にといった方にはこんな選択もあります。

ふるさと納税サイト「さとふる」では、旬のフルーツや海鮮などの福袋がずらり。
こうした、ふるさと納税福袋の品ぞろえは2024年と比べ1.5倍に増えているといいます。

実は、こうした返礼品の中で今、お得なものが簡単に見分けられるあるポイントがあるといいます。

それが各サイトにある限定品。

ふるさと納税ガイド・飛田啓介編集長:
ふるさと納税はことしの9月で寄付の際にもらえるポイントが廃止。そのタイミングで各ふるさと納税サイトが自分たちのサイト限定の返礼品をたくさん出しています。

例えば、通常500グラム1万円となっている明太子の返礼品。
限定品となると、1kgで9500円と2倍以上もお得になっています。

ふるさと納税ガイド・飛田啓介編集長:
限定品の返礼品の中には、このサイトだけ寄付金額が少し低いというようなものがある。その分いっぱい寄付をすることができるということで、多くの方が積極的に(限定品を)選んでいるという状況がある。

さとふるによると、こうした限定品は配送コストを削減し、パッケージを簡易的にしたりすることで、一部の返礼品の価格を抑えているということです。

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「経済部」は、「日本や世界の経済」を、多角的にウォッチする部。「生活者の目線」を忘れずに、政府の経済政策や企業の活動、株価や為替の動きなどを継続的に定点観測し、時に深堀りすることで、日本社会の「今」を「経済の視点」から浮き彫りにしていく役割を担っている。
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