日経平均株価が急落です。
AI(人工知能)関連業界の先行きに警戒感が強まったことで、先週までの上昇の流れは一転し、平均株価は5万円を割り込みました。
東証アローズから、フジテレビ経済部・丹羽うらら記者が中継でお伝えします。
流れが大きく変わった東京市場は、売りが一気に広がっています。
平均株価は下落ピッチを強め、下げ幅は2300円を超えました。
要因は、AI関連業界の先行きに警戒感が強まったことです。
アメリカではAI向け需要が伸びることを期待して、ITや半導体など関連業界で巨額の投資が相次いでいましたが、AI関連の株は買われすぎで株価が割高だという懸念が広がり、東京市場でも半導体関連を中心に売りが一気に拡大しました。
ある市場関係者は、「これからの企業決算次第では買い戻しにつながる可能性もあり、その内容が注目される」と話しています。
5日の東京株式市場の日経平均株価、午前の終値は、4日に比べ、2393円15銭安い、4万9104円05銭、TOPIX(東証株価指数)は、3202.56でした。