死産した男の子を遺棄したとして罪に問われているベトナム国籍の女の控訴審で福岡高裁は4日、1審判決を支持し執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

判決を受けたのは福岡市博多区の会社員でベトナム国籍のグエン・テイ・グエット被告(21)です。

1審判決によりますとグエン被告は去年2月、福岡市博多区の交際相手の家で死産した男の子の遺体をごみ箱に遺棄し、懲役1年6カ月執行猶予3年の判決を受けました。

弁護側は判決を不服として控訴していましたが、4日の控訴審判決で福岡高裁の平塚浩司裁判長は「被告は主体的・能動的に行為に及び、遺棄を認定した1審の判断に誤りはない」として控訴を棄却しました。

テレビ西日本
テレビ西日本

山口・福岡の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。