岐阜県庁前の公園で4日午後、強い毒を持つ特定外来生物「セアカゴケグモ」が見つかりました。県は、見つけても触らずに自治体などに連絡するよう注意を呼び掛けています。
県によりますと、岐阜県庁前にある公園「ぎふ結のもり」のベンチで4日午後3時半ごろ、職員がセアカゴケグモらしきクモを見つけました。
通報を受けた担当課の職員が現場を確認したところ、メスのセアカゴケグモ5匹と卵のう6個と判明し、その場で殺処分したということです。
セアカゴケグモは特定外来生物で、毒を持っているメスに噛まれると、痛みが全身に広がり、筋肉麻痺などの症状が出ることもあります。
現場近くでは、今年7月にもセアカゴケグモのメス1匹が確認されていて、県は疑わしいクモを見つけたら触らないよう呼びかけています。