廃棄される果物を使った紅茶やチューハイなど、企業と農家がタッグを組んで食品ロス削減に取り組みます。
キリンは、色が変わってしまったり傷がつき廃棄されるはずだった「りんご」を使った「氷結」や「午後の紅茶」を発売します。
今回使用するのは複数の地域で栽培されたふじりんごで、産直通販サイトの「食べチョク」と協働することで約13.5トンのフードロス削減を目指すとしています。
これまで規格外の果実を使った商品は「氷結」のみでしたが、「午後の紅茶」でも展開し若年層にも食品ロス削減の取り組みの浸透を目指したい考えです。
キリンビールマーケティング部・今村恵三部長:
「午後の紅茶」がプロジェクトに参画したということで、より多くのお客さまへの接点が広がっていく。まだまだ可能性のあるプロジェクトなので、これからも新しいチャレンジをしていきたい。
2027年までには、規格外となる果実を年間で250トン削減したいとしています。