アメリカが国連安全保障理事会の一部の理事国に対し、パレスチナ自治区ガザでの治安維持を担う国際安定化部隊の設置に関する決議案を提示したことが分かりました。
2026年1月までに最初の部隊を派遣することを目指しています。
アメリカのニュースサイト「アクシオス」は3日、ガザへの派遣が検討されている国際安定化部隊について、少なくとも2年間の活動期間を認めるよう求める決議案をアメリカ政府が一部の安保理理事国に示したと報じました。
アメリカ政府関係者の話として、今後数週間以内に安保理で決議を採択し、2026年1月までに最初の部隊を派遣することが目標だと伝えています。
決議案では部隊の任務について、ガザとイスラエル、エジプトとの境界の警備などのほか、ガザの非武装化に取り組むことが盛り込まれているということです。