2025年も残すところ2カ月を切りました。高知市の印刷会社で恒例の紙の門松の印刷が始まりました。

勢い良く印刷されていくのは紙の門松です。紙の門松は松の保護とゴミを削減するため、共和印刷の創業者が約2000枚を近所に配ったことが始まりで、70年以上続いています。デザインは毎年変えていて、もっといい年になるように願いを込め、例年に比べ梅の花が多く描かれています。

4日は午前9時半ごろから印刷を開始。従業員が印刷のズレやにじみがないかを確認していました。

共和印刷・酒井陽典社長:
「お正月の準備をされた時に本当にすがすがしい気持ちになっていただいて、なおかつお正月もすがすがしい気持ちで迎えていただけたらと思っています」

紙の門松は注文があった県内の市町村や町内会などに、6日から順次発送されその後、各家庭に配られます。また、12月20日から共和印刷の事務所で紙の門松の無料配布が行われます。

高知さんさんテレビ
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