福井県の高浜原発2号機で、運転開始から60年まで稼働する計画が認可されたことを関西電力が明らかにしました。

今月で運転開始から50年を迎える関西電力の高浜原発2号機は、2016年に運転開始から最大60年までの運転を可能とする認可を得ています。

その後の法改正に伴い、30年を超えて運転する場合、原子力委員会に対し10年ごとの管理計画を提出し認可を得ることが必要となり、去年12月に関西電力が高浜2号機について出していた高経年化対策に係る長期施設管理計画が4日、認可されました。

今後20年間に必要な措置として主に6つの追加保全策が定められました。

同じくことし運転開始から50年を迎えた高浜原発1号機はことし3月に管理計画の許可を得て、60年まで稼働することが認められています。

関西電力は「今後とも国内外の最新知見を積極的に取り込み、プラントの設計や設備保全に反映していくことで、原子力発電所の安全性・信頼性の向上に努めてまいります」とコメントしています。

関西テレビ
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