東京電力福島第1原発事故による福島・双葉町の「帰還困難区域」で、「特定帰還居住区域」の一部区域への立ち入り規制が緩和されました。
4日午前9時、双葉町の町道に設置されたバリケードが開放され、「特定帰還居住区域」に向け防犯パトロールの車が出発しました。
原発事故後に立ち入りが制限された「帰還困難区域」のうち「特定帰還居住区域」では、住民が戻れるように国費で除染などが進められています。
この区域がある双葉町の一部で4日、規制が緩和され、通行証なしでの立ち入りが可能となりました。
「特定帰還居住区域」が設定されている福島県内6つの市町村で、住宅へ自由に行き来できるようになったのは初めてです。
