SNSアプリを悪用した詐欺被害が後を絶ちません。
島根県で、SNSを通じて投資や副業の儲け話を持ち掛けられて多額の現金をだまし取られる詐欺被害が相次いで発生しました。
まず1件目の被害は、島根県西部在住の40代男性で、SNS型投資詐欺で1720万円をだまし取られました。
男性は2025年3月、SNSで出会った有名実業家を名乗る男から「株式投資のテクニックについて学びたいですか?」「私の投資経験や知見を共有させていただきます」などとニセの株式投資を勧められ、株の購入資金として合わせて1720万円を相手が指定した口座に振り込んだということです。
また、島根県東部在住の20代男性は2025年8月、マッチングアプリで知り合った女から好意を抱いているかのようなメッセージとともに、暗号資産を使った投資を勧められました。
恋愛感情を抱いていた男性は女の口車に乗せられ、相手の指定する口座に約950万円を振り込み、だまし取られました。
また、浜田市の40代女性が2025年4月にSNSアプリで出会った男からニセの副業を勧められ、約400万円の詐欺被害にあっていたことも分かりました。
警察は、SNSを通じて儲け話を持ち掛けられても簡単に信用しないよう呼びかけています。