兵庫県は11月5日(あす)午前に津波一斉避難訓練を実施する際、緊急速報メールを配信する予定です。岡山・香川両県はホームページで、兵庫県境に近い一部地域で、訓練のための緊急速報メール(エリアメール)が届く可能性があると事前に知らせています。

岡山・香川両県の発表によりますと、エリアメールの電波が届く可能性があるのは、岡山県は備前市と瀬戸内市、香川県は東かがわ市、小豆島の土庄町と小豆島町です。

電波が届く場合、(あす)午前10時ごろ、携帯電話をマナーモードにしていても、警報音が鳴り、避難を呼びかける兵庫県からの訓練メールを受信します。

兵庫県が行うこの訓練は、11月5日の「津波防災の日・世界津波の日」の関連行事として行われるものです。津波浸水想定区域を対象に避難行動に重点を置いて実施する住民参加型の訓練で、県境付近では電波が到達する可能性があるということです。

兵庫県によりますと、この時間帯に新幹線などで兵庫県内を通過する場合も訓練のためのエリアメールが届く可能性があるということです。

「津波防災の日・世界津波の日」の5日は岡山・香川両県でも、防災行政無線などを使用した訓練が予定されています。

岡山放送
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