2日開催された富山県内最大のフルマラソン大会、富山マラソン2025。

節目となる第10回の大会を過去最多となるランナーが駆け抜け、沿道の熱い声援が彩りました。

第10回の節目の大会となった3日の富山マラソンには、過去最多となる1万4856人が参加しました。

*南砺市から10回目の参加
「今年10回目の出場。第1回は初マラソンで、フル出場した」

Q楽しみしていることは?
*東京都から初参加
「赤いかまぼこ。エイドがたくさんあるから、色々なものを食べたい。終わった後も海鮮など美味しいものを食べたい、そっちの方が楽しみ」

*東京都から初参加
「私は立山連峰が見たい」

*ジャマイカから初参加
「友達に勧められて自分自身を変えてみよう、新しいことを試してみようと思い参加した。景色はもちろん食べ物も試してみたい」

*中田アナ
「10回目の節目となる富山マラソン2025、今号砲が鳴り響きました。ランナーたちが一斉にスタートゲートを駆け抜けていきます。街路樹も色付け初めていますが、それに負けないぐらい、鮮やかなランニングウエアを着たランナーたち、表情はみんな爽やかな笑顔です」

コースは射水市の新湊大橋などを通って、富山市の富岩運河環水公園のゴールを目指す42.195キロ。

天気はあいにくでしたが、沿道には大勢の人が集まり、ランナーに熱い声援を送りました。

*深津アナ
「現在トップを走っているのは、招待選手で去年の優勝者、佐藤直也さん、そして同じく招待選手、スズキAC所属、ライモイ・ヴィンセント選手、この2人が第2集団を引き離しましたね」

*田中さん
「そうですね。十分差が付いてきましたね」

そして、17キロ地点、ついにレースが動きます。

*深津アナ
「先頭はライモイ・ヴィンセント選手が少し前に出ましたが…」

*田中さん
「やはり、新湊大橋は1つの山場だと思う」

ところで、その新湊大橋でフルマラソンの前に行われたのがジョギングの部です。

コースは新湊大橋の途中で折り返すおよそ4キロ。

*小学生4年生(初参加)
「坂が急だったけど、諦めずに走れたからよかった」

*小学生5年生(初参加)
「疲れた。最後まで頑張れた」

また、車いすの部には13人が参加。9キロのコースでレースが行われました。

さらに、第10回大会を記念して、「未来のランナー体験ラン」も開かれ、小学校1年生から3年生までの約100人が、ゴールまでの1キロを走り、マラソンのフィニッシュを味わいました。

フルマラソンでは、国内外のユーチューバーも訪れ、富山マラソンの魅力を発信しました。

*香港のユーチューバーCaptain VL
「スタートして約31キロの立山連峰が見える。この景色が素晴らしい。(これが)一番」

そして、フルマラソン、トップ争いの行方は。

*深津アナ
「この角を曲がりますとフィニッシュとなります。これは富山マラソンに…圧巻の走りで栄光のフィニッシュへ向かいます。大会記録更新なるか、ライモイ・ヴィンセント選手、Vサインが出ています。手元の時計では2時間16分35秒とトップでフィニッシュとなりました」

*フルマラソン男子1位 ライモイ・ヴィンセントさん
「優勝が嬉しい、応援本当にありがとうございます」

そして、女子の部では、最後まで力強い走りを見せた砺波市の守内美結さん(Team Hally)が、2時間37分9秒で初の栄冠に輝きました。

*フルマラソン女子1位 守内美結さん
「生まれ育てきた富山の大会で優勝できて、本当に光栄で、とても嬉しい」

今年の大会も27の団体が沿道から応援に参加し、音楽演奏やダンスなど、さまざまなパフォーマンスでランナー一人ひとりに力いっぱいのエールを送りました。

*10回連続で出場したランナー
「年をとって、きつくなっているけど、1年1回の体力測定という感じで走れる限り続けたい」

*完走したランナー
「すごく楽しかった。38キロ地点ですごい苦しかったが、仲間の応援のおかげで何とか走れて、やり切った」

*完走したランナー(香港から)
「80回以上マラソンを走ってきたけど、日本の大会は他の国と違う。雰囲気が最高で、応援もすごく熱い。日本のマラソンは毎回本当に楽しい」

BBTでは今週金曜日の夜7時から富山マラソンの総集編をお伝えします。

富山テレビ
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