金沢21世紀美術館。文化の日に合わせて展覧会が無料公開されたほか、北陸製菓とのコラボ商品の完成に合わせたワークショップが開かれました。
21世紀美術館をかたどった21美ーバーお馴染みの味ではなく自由に味を作れる新感覚なお菓子です。
ワークショップの講師はイグノーベル賞受賞者で商品を開発した明治大学の宮下芳明(みやしたほうめい)教授。「21美ーバー」は食べる人自身が自由に味を変えられるまるでアートのようなお菓子です。みたらしや梅などの味がする3種類のフレーバーパウダーと甘味や旨味などの味覚パウダー5種類が入っていて自由に混ぜ合わせて味を作り出せます。
西岡アナ:
「たくさんのフレーバーが並んでいるのですが、どんな味ができるのですか?」
スタッフ:
「いろいろなものが作れます。例えば梅味、チョコ味みたらし味など出来ますし、レシピに書かれていない味だって挑戦できるのがこの商品のいい所なんです」
今回はヨーグルト味のフレーバー作りに挑戦。酸味をマドラー1杯、乳味を2杯そして甘味を2杯トレーに入れ混ぜ合わせます。果たして、ヨーグルト味はできるのか…。
西岡アナ:
「ん-!おいしいです。いつも食べているヨーグルトの味になりました」
スタッフ:
「普段は商品化される前に多くの人たちが微調整をしてみんながおいしいと思う味を商品化するわけですけど一人一人がおいしい味ってなんだろって考えながらそれに合わせていく作業自体を通して味の設計を学んでくれればと思います」
21美ーバーは、3日から金沢21世紀美術館で先行販売され今月10日からは、県内のスーパーなどにも並びます。