カープです。
11月1日からスタートした秋季キャンプは3日が第1クール最終日。連日若鯉たちのアピール合戦が続いています。
宮崎県日南市で行われている秋季キャンプ。
3日は2日の紅白戦で好投を見せた佐藤柳之介がブルペンに入りました。
もともとは80球程度を投げる予定でしたが、黒田博樹球団アドバイザーから助言を受けながら、自身の課題に向き合っているうちに、球数は何と214球に。
【佐藤柳之介 投手】
「きのうは初回からスリーボールだったり、カウントを悪くするところがあったので、球種が変わる1球目はすごく意識しました。あとはフォームの部分で、まだ完全に自分のものになっていないところがあったのでフォームという部分で投げ込みをしようと思って、プルペンでは意識しました。投げ込む量というのは、過去1番くらい投げていると思うので、継続してやっていきたいなと思いますし、これをしっかり結果に結びつけるというか、自分のものにしていきたいなと思います」
午後からは新井監督も見守る中、2日連続の紅白戦。
白組の先発は、来シーズンから先発に転向する岡本。
6回まで2塁すら踏ませない危ないピッチングで打たれたヒットはわずか3本。
来シーズンの熾烈な先発争いへ、アピールが続けています。
バットで存在感を見せたのは、佐藤、岡本と同期入団の佐々木。
まずは初回の第1打席。
サード強襲の当たりがツーベース。
自身もテーマに掲げる長打がいきなり飛び出します。
さらに第3打席。
高めの真っすぐをはじき返し、猛打賞をマークすると。
佐々木はその後も快音を響かせ、3日の紅白戦で唯一の4安打。
新井監督も注目選手にあげる23歳は充実の内容で第1クールを締めくくりました。
【新井貴浩監督】
「(佐々木)泰も相変わらずいいですし、しっかりとスイングできている打者が多いと思います。きょう投げた岡本と辻は、ちょっと(レベルが)違うなと思いました。技術的な練習もそうですけど、しっかり体も追い込めていると思います」