3日午後、尾道市の国道で歩道を走っていた自転車が車にはねられ高齢女性が死亡しました。警察は、車が事故の前から歩道を走っていたなどとみて車を運転していた73歳の男を現行犯逮捕しました。
警察と消防によりますと、3日午後1時ごろ、尾道市土堂の国道2号沿いの歩道で、自転車に乗っていた高齢の女性が、歩道上を走っていた軽自動車にはねられました。
女性は意識がもうろうとした状態で、尾道市内の病院に搬送されましたが、事故から約2時間後、死亡が確認されました。
現場は片側1車線の、ほぼ直線の国道に沿った歩道で、警察は、車を運転していた尾道市の会社員吉中久吉容疑者(73)を、過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
警察は、容疑を過失運転致死に切り替え、車が歩道を走っていた理由など当時の状況をくわしく調べています。