三重・亀山市で18日、走行中の車のドライブレコーダーに車道を転がるタイヤが次々と車に衝突する瞬間が記録されていた。
車がタイヤに乗り上げはじき飛ばされ、隣の車にぶつかるなど危険な状況となったが、後続車は間一髪で回避、冷静に減速しハザードを点灯させたという。
タイヤが勢いよく次々と車に衝突
三重・亀山市で18日午後1時過ぎ、帰宅中のドライバーのカメラがとらえたのは、次々と車に襲いかかる黒い物体。
その正体は「タイヤ」だった。

撮影者は、「あーあ…あーあ…」と声を漏らす。
前を走る黒い車がタイヤに乗り上げると、はじき飛ばされるように左の車へ衝突。
勢いそのままに後続の車にも向かっていくが、間一髪で回避した。
その後、タイヤは道の真ん中でようやく止まった。
撮影者は、「私は結構冷静に前も見えていた。電光掲示板で『この先に落下物注意』と出ていた」と話す。
撮影者「後ろから突っ込まれる恐怖」
落ち着いてタイヤの動きを目で追っていたというが、恐怖は前方だけでなく後方にもあった。

撮影者は、「私は見えた時点で減速しながらハザードをたいた。後ろがもし見てくれなかったら、突っ込まれるのではないかとすごい恐怖があった」と話す。
幸いにも、ハザードランプに気づいたのか、後ろの車もスピードを落としタイヤを回避した。

警察によると、このタイヤに2台の車が接触したが、けが人はいないという。
(「イット!」10月28日放送より)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(31枚)
