女性初の自民党総裁 愛媛の党員投票も高市氏がトップの得票
4日に行われた自民党の総裁選は、高市早苗さんが女性で初の総裁に選ばれた。
愛媛県の党員投票でも、高市早苗氏が4731票、小泉進次郎氏が3299票、林芳正氏が1969票、小林鷹之氏が1027票、茂木敏充氏が294票と、高い支持を得ていた。
女性初の自民党総裁に選ばれた高市氏:
「自民党をもっと気合の入った明るい党にしていく。多くの方の不安を希望に変える党にしていく」

「私の体と心の半分は愛媛県民」高市氏は愛媛に深い縁がある
実は高市氏、両親が松山市出身で愛媛とは深いつながりがある。
去年の自民党総裁選で松山で遊説した際には。
高市氏:
「私の体と心の半分は愛媛県民でございます」
こう語り、愛媛とのつながりの深さをアピールしていた。

貴重映像!キャスターとしてテレビ愛媛の番組で当時の松山市長・中村時雄氏と対談
高市氏は国会議員になる前に、立法政策研究センター専門研究員の立場でテレビキャスターとして全国的に活躍していた。
1991年には、テレビ愛媛が放送した「新春特別番組 明日のまつやま」に出演し、当時の中村時雄松山市長と「政治」について熱く語っていた。
高市氏(当時のテレビ番組の発言):
「なんか日本て政治っていうと“うさんくさいもの”って感じがあるでしょ。だから私自身はテレビの仕事を通じて政治をわかりやすく語って、それで政治がおしゃれなもの、政治を語れないなんてかっこ悪いよ。おしゃれなものなんだよ。そんな風にしていきたいな」

女性の視点、外交問題…初の女性総理誕生に県民からも期待の声
日本初の女性総理になる見通しの高市新総裁に県民の受け止めを聞いた。
「初めての女性総裁ということで、新しい視点であったり女性ならではの考え方とかあると思うので、そこを発揮していただきたいと思う」
「スピード感を持って何事も取り組んでいただけたらなとは思ってます」
「外交問題は彼女でなければできないと思ってますので、彼女の強い強い信念がありますので本気度を感じてますので期待しています」
「自民党に入れていた時もありましたけど、ここのところはずっと入れていないので高市さん頑張ってくれたら(国政選挙で一票を)入れることもあるだろうから」
少数与党の政治状況でどのように政策を進めていくのか。
手腕が注目される。
