広島市佐伯区のスーパーマーケットで男性従業員が殺害された強盗殺人事件は未解決のまま、9月3日、発生から25年を迎えました。
警察は解決に向けて情報の提供を広く呼びかけています。
JR五日市駅では3日あさ、警察官などが事件の概要が記されたチラシなどを道行く人たちに手渡し、情報提供を呼びかけました。
この事件は2000年9月3日、広島市佐伯区五日市中央にあったスーパーマーケット、「マルショク五日市店」で従業員の新谷進さんが何者かに殺害され、店の事務所から手さげ金庫などが奪われました。
これまでに208件の情報が寄せられていて、県警はのべおよそ18万9000人の捜査員を投入していますが、今も犯人の逮捕に至っていません。
【佐伯警察署 石丸孝司署長】
「若い方にはピンときていない人もいる。広報活動を続けて事件を決して風化させないことが必要だと感じました」
今年寄せられた情報はまだないということで、警察は引き続き事件に関する情報を受け付けています。
■情報提供 佐伯警察署 082-922-0110