北海道日本ハムファイターズは8月21日(木)、本拠地エスコンフィールドHOKKAIDOでオリックスバファローズとのカード3戦目に臨みました。

カード1戦目にはバファローズ宗佑磨選手(29)の満塁ホームラン、9回ウラ満塁のチャンスには野村佑希選手(25)の走者一掃サヨナラタイムリー。カード2戦目には6回ウラ満塁のチャンスで清宮幸太郎選手(26)の勝ち越し押し出しフォアボール、さらに続く石井一成選手(31)の押し出しフォアボールが決勝点になるなど、満塁時の攻撃が勝敗につながる戦いが続いていました。カード3戦目はいかに。

ファイターズの先発は8月2日以来の登板となったドリュー・バーヘイゲン投手(34)。抜群のコントロールで、初回を三者凡退に打ち取る完璧な立ち上がりを見せます。その裏、宮城大弥投手(23)も2つの三振を奪うなど、ファイターズ打線を封じ込めます。

1点を争う投手戦の予感が漂いますが、2回に試合展開が一転。バーヘイゲン投手が2本のヒットとフォアボールで満塁のピンチを招くと、若月健矢選手(29)にレフト前タイムリー、なおも満塁で廣岡大志選手(28)にも2点タイムリーを許します。さらにその後も2本のホームランを浴び、この回に8点を失います。

ファイターズはその裏、野村佑希選手(25)や田宮裕涼選手(25)のヒットで満塁のチャンスを作ります。ここで打席に迎えるは水野達稀選手(25)、しかし低めいっぱいのストレートに手が出ず見逃し三振。満塁のチャンスを活かすことができませんでした。


その後も点差を広げられ、0対10で敗れたファイターズ。同日に試合がなかった福岡ソフトバンクホークスとのゲーム差は3.5に広がり、22日(金)の直接対決に敗れると自力優勝が消滅します。

北海道文化放送
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