スノーボードとスケートボードでオリンピックに出場した新潟県村上市出身の平野歩夢選手が8月21日、夏休み中の子どもたちにスケートボードを指導しました。子どもたちにとって貴重な体験となったようです。
21日、都内で行われたスポーツイベントで兄・英樹さんや弟・海祝選手とともに登場したのは、スケートボードで東京オリンピックに出場した平野歩夢選手です。
【平野歩夢 選手】
「きょうはみんなとフラットに、一緒にスケートボードを楽しめたらと思っているので、ぜひよろしくお願いします」
次世代のスケートボード選手を育成しようと実施されたスケートボード教室では、参加した約50人の小学生に平野選手自ら滑り方を教えていました。
子どもの手をとりながら教えたり、自ら滑って見せたりするなど、惜しげもなく自分の技術を伝えていく平野選手。
上手に滑った子どもとハイタッチする姿も見られました。
デモンストレーションで平野選手が華麗な滑りを披露すると、子どもたちからは歓声が上がっていました。
その後のトークセッションでさらに平野選手とふれあった子どもたちは技術向上への思いが強まったようです。
【子ども】
「スイッチのプッシュができなかったから家でも練習しようと思った」
【子ども】
「カーブしているところは初めてでもっと(練習)して上手になりたい」
一方、北京オリンピック・スノーボードハーフパイプで金メダルを獲得し、来年のミラノオリンピックで2連覇がかかる平野歩夢選手も、子どもから刺激を受け、決意を新たにしていました。
【平野歩夢 選手】
「どこにピークを持っていくかどうかだと思うが、ケガをせず、今まで自分がやってきたことを自分らしい形で出せたら。そういうベストな状態を持っていきたい」