山陰地方は20日も厳しい暑さとなり、鳥取や米子などで猛暑日を記録しました。
一方で、「ホット」な話題となったのが、西日本を中心に目撃が相次いだ「火球」とみられる天体ショーです。
突如夜空をオレンジ色に染めた光の筋。19日午後11時過ぎ、関西国際空港の情報カメラで撮影されました。
これは「火球」と見られていて、鹿児島や徳島など西日本を中心に多くの地点で目撃されました。
火球とは、流れ星の中でも特に明るいもので、三瓶自然館サヒメルの学芸員・竹内さんによると「これだけ大きなものは珍しく、2013年にロシアに落下した隕石に匹敵するのでは」と話しています。
島根県浜田市のTSK情報カメラでは、光の筋は映っていませんが、落下の瞬間に空全体が明るくなっていました。
また島根県益田市の石見空港にあるTSKの情報カメラでは、画面左上に火球をとらえていました。
火球は、鹿児島県沖に落下したと見られその正体を突き止めることは難しいそうです。
一方で、午後は山陰各地で積乱雲が発生し、所々で天気が急変しました。
1時間に20ミリを超える雨を記録した所もありました。
21日も概ね晴れますが、午後は雷を伴った激しい雨に注意が必要です。