大阪府警の27歳の男性警察官が、自転車を酒気帯び運転した疑いなどで書類送検されました。

処分されて停職3カ月の懲戒処分を受けたのは、大阪府警西堺警察署刑事課に勤務していた男性巡査(27)です。

男性巡査はことし6月、八尾市内にある飲食店で酒を飲んだ後、近くの駐輪場に停めてあった自分のものではない自転車に乗って酒気帯び運転した疑いがもたれています。

警察によると、男性巡査が路上で寝ていたところを通行人が見つけて、交番に申し出たことで事案が発覚しました。

男性巡査はおよそ8時間バーなどで飲酒していて、呼気からは基準値を超えるアルコールが検出されたということです。

男性巡査は20日、道交法違反などの疑いで書類送検され、調べに対し「『眠たいし歩くのもめんどくさい。どこかで自転車でも盗んで帰ろう』と考えたのだと思う」と容疑を認めています。

男性巡査はきょう=20日付で依願退職していて、大阪府警は「警察官として言語道断の行為。職員に対する指導教養の徹底を図り、再発防止に努める」とコメントしています。

関西テレビ
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