兵庫県知事の疑惑告発を巡る情報漏えい問題で、大学教授が提出した斎藤知事らへの告発状を地検が受理したことがわかりました。
神戸学院大学の上脇博之教授は斎藤知事の疑惑を告発した元県民局長の私的情報を県議に伝えた当時の総務部長について、地方公務員法の守秘義務違反にあたるとしてことし6月、神戸地検に刑事告発しました。
また、斎藤知事と片山前副知事についても情報の漏えいをそそのかした疑いがあるとして告発しました。
県は元総務部長を停職3カ月の懲戒処分とし、刑事告発することは「すでに社会的制裁を受けている」として見送っていました。
関係者によると、20日、告発状を神戸地方検察庁が受理したということです。
今後、神戸地検が起訴するかどうか慎重に判断することになります。