ノリのシーズンを前に有明海沿岸のごみを回収しきれいにしようと、20日午前、県内の漁業者や地元の中学生、陸上自衛隊佐賀駐屯地の隊員らが漁港の清掃をしました。

この清掃活動は有明海沿岸の佐賀・福岡・長崎・熊本の4県が連携し、ノリのシーズンを前にしたこの時期に毎年行っているものです。
このうち、佐賀市の戸ヶ里漁港では午前7時ごろから活動が始まり、漁業者や地元・川副中学校の生徒のほか、今年は陸上自衛隊佐賀駐屯地の隊員などあわせて約300人が参加しました。
参加者たちは漁港に落ちているペットボトルや空き缶などを一つ一つ回収。
また漁港には先週の大雨で流れ着いた大量のヨシや流木などもあり、ほうきでかき集めてきれいにしていました。

【川副中学校の生徒】
「幅広いごみがたくさんあったけれど自分できれいにできてよかった」
【川副中学校の生徒】
「うちもノリの仕事をしているのでごみが少なくて漁師さんにも助かると思うし自分たちも安全に食べられると思うので本当に良いと思う」

【陸上自衛隊佐賀駐屯地 青山佳史駐屯地司令】
「漁協の方々、地域の子供たちと一緒になって清掃活動することによってお互いの相互理解にもつながったと思う。引き続き積極的に参加していきたい」

佐賀駐屯地によりますと県有明海漁協の南川副支所のほか、5つの支所の清掃に隊員が参加したということです。

サガテレビ
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