鹿児島県薩摩川内市で合宿を行っていたバレーボール男子日本代表が17日公開練習を行いました。
石川祐希選手や高橋藍選手といったスター選手を一目見ようと、会場には県内外から多くのファンが集まりました。
上片平健アナウンサー
「高橋藍選手の姿が見えました。割れんばかりの大歓声です!」
8月11日から薩摩川内市で合宿を行ったバレーボール男子日本代表。
最終日の17日は公開練習が行われ、約2600人のファンが訪れました。
鹿児島市から来たファン
「せっかく鹿児島であるので機会があるなら見てみたいと思って来た」
「この日のために頑張って夜な夜な作りました」
「後ろも(高橋)藍と12番を背負って一緒に応援したい」
また、会場にはこんなコーナーも。
上片平アナウンサー
「会場内にできているこちらの行列。その先にあるのは...薩摩川内市の工房で作られている甲冑です!」
地元の工房・丸武で作られている甲冑の試着体験ができるコーナー。
実は、この甲冑、日本代表の歓迎式で石川祐希選手も身につけていました。
男子バレーボール日本代表・石川祐希キャプテン
「かぶる機会が無いので、新鮮です」
大阪から来たファン
「『え!石川祐希のかぶとじゃん』って言って撮りにきました。うれしい」
石川祐希選手や高橋藍選手といったスター選手が顔を揃え、爆発的な人気を誇るバレーボール男子日本代表。
この日のために用意されたチケット2600枚はあっという間に完売。
会場を訪れたファンは、手作りのグッズやカメラを手に熱い視線を送ります。
17日は実戦形式の練習で2つのチームに分かれて4セットマッチを行いました。
宮浦選手のスパイクに、リベロ・山本選手のレシーブ!
そして、長いラリーから高橋選手のバックアタック!
会場にはボールを打つ大きな音が響き、迫力のあるプレーに何度もどよめきが起こります。
これまでハードな練習を積み重ね、疲労も溜まっている中、選手たちは世界トップクラスのプレーでファンを魅了しました。
バレーボール男子日本代表・石川祐希キャプテン
「タフな合宿を過ごして自分たちも体を追い込んだので、本当に充実した1週間になった」
バレーボール男子日本代表・高橋藍選手
「鹿児島のみなさんの声援はすごく力になっているし、きょうも楽しく練習できたのでこの力を自分たちの力に変えて世界選手権頑張りたい」
鹿児島県曽於市から来たファン
「選手のパワーとか技術とかチームの雰囲気がすごく伝わって、もっともっと応援したいという気持ちになった」
鹿児島市から来たファン
「鹿児島に来てくれて本当にうれしい」
「(自分も)オリンピックに出てメダルを取りたい」
バレーボール日本代表フィーバーに沸いた薩摩川内市。
選手とファンが心を通わす1日となりました。
バレーボール男子日本代表は9月にフィリピンで開かれる世界選手権に出場します。