カナダのコンビニ大手からの買収提案が撤回され、単独での成長力強化が課題となっているセブン&アイ・ホールディングスは、国内のコンビニを約1000店舗増やすなどの計画を発表しました。
セブン&アイは、カナダの会社からの買収提案が撤回されてから初めてとなる経営戦略説明会を行いました。
コンビニ事業に注力する中、2030年度までに3兆2000億円の投資を行い、国内で約1000店舗増やす計画で、レジ横で焼きたてパンや紅茶などを販売できる店舗も拡大します。
セブン&アイHDのスティーブン・ヘイズ・デイカス社長:
我々は歴史上のターニングポイントに立っている今こそ、この変革が極めて重要なのです。9月をもって、我々はセブン&アイの歴史上初めてコンビニエンスストアに特化した事業体になります。
セブン単独での成長戦略を軌道にのせられるかが今後の焦点になります。