戦後80年にあわせ、戦争の記憶を若い世代にどう伝えるかを考えるシンポジウムが8月2日、名古屋市の中区役所ホールで開かれました。

 シンポジウムでは、2024年にノーベル平和賞を受賞した、日本原水爆被害者団体協議会の代表理事・金本弘さんの基調講演がありました。

 金本さんは生後9か月の時に自分を背負って被爆した姉の体験談などを紹介し、核兵器の恐ろしさを訴えかけました。

金本さん:
「赤ちゃん(の私)が真っ赤な血に染まっていたんですね。自分の問題として核とどう向き合うのか」

 ピースあいちの館長などを交えたパネルディスカッションが行われ、およそ400人の来場者と、若い世代に戦争の記憶をどう伝えていくかを考えました。

東海テレビ
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