2021年と2022年に福島県沖で起きた地震で崩落した仙台城跡の石垣の復旧工事が完了し、8月1日から周辺の市道の通行が再開しました。
8月1日、通行止めが解除されたのは、市道仙台城跡線です。午後3時に通行が再開されると、早速、多くの車両が利用していました。
一番乗りした大学生
「今までずっと青葉山の方から行っていたので、とても早く八木山に着けてすごくよかった」
仙台城の石垣は、2021年2月と翌年3月に福島県沖で発生した地震で2カ所、合わせて28メートルが崩れ落ちました。
仙台市は周辺の市道約1キロを通行止めにし、石垣の復旧工事を進め7月中旬に工事が完了しました。
復旧工事は、伝統工法に加えて現代工法も取り入れ耐震性の強化も図ったということです。
仙台市生涯学習部文化財課 長谷川蔵人課長
「なるべく多くの人に通ってもらい、復旧した石垣を車窓から見てほしい」