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プレスリリース配信元:MEMOCO

株式会社MEMOCO(本社:東京都渋谷区、代表:熊田貴行)は、同社が品質管理および記事制作を請け負うスムナラと合同で、中古マンションの購入経験者男女118名を対象に、「中古マンション購入と間取り」についてのアンケート調査を実施しました。
調査概要
調査内容:「中古マンションの購入と間取りに関するアンケート」についてのアンケート調査
調査期間:2025年3月8日(土)~2025年7月25日(金)
調査方法:インターネット調査(クラウドソーシングサービス)
調査人数:118人
調査対象:男性56人、女性62人

中古マンション購入者118名を対象とした調査結果を分析。希望していた間取りと実際に購入した間取りの違い、妥協の有無、平米数の選択理由などを詳しく解説します。
回答者について

出典:スムナラ
回答者の性別女性:約53%
男性:約47%





出典:スムナラ
回答者の年代20代:約12%
30代:約29%
40代:約33%
50代:約19%
60代以上:約7%




40代が最も多く全体の3分の1を占め、次に30代が続きます。30代と40代で全体の約62%を占めており、働き盛りの世代が中古マンション購入の中心層であることが明らかになりました。
希望していた間取りタイプの分析

出典:スムナラ

希望間取りの分布は以下のようになりました。
- 3LDK:約47%
- 2LDK:約31%
- 4LDK:約11%
- 1LDK:約10%
- 5LDK以上:約2%

3LDKが圧倒的に人気で、全体の約半数が希望していました。次に2LDKが続き、この2つの間取りで全体の約78%を占めています。

ファミリー層のニーズ
3LDKの人気は家族での居住を前提とした購入者が多いことを示しています。子供部屋の確保や将来的な家族構成の変化に対応できる間取りとして選ばれています。調査コメントでは「子供の部屋も確保したかった」「将来子供が自分の部屋を持てるように」といった理由が多く見られました。
コンパクト世帯の選択
2LDKは夫婦二人世帯や将来的に家族が増える可能性のある世帯に選ばれています。「夫婦二人の生活を想定していた」「部屋が足りなくても多すぎても困る」といったコメントが見られ、適切なサイズ感を重視していることがわかります。

実際に購入した間取りの実態

出典:スムナラ

実際の購入間取り分布は以下のようになりました。
- 3LDK:約45%
- 2LDK:約33%
- 1LDK:約10%
- 4LDK:約10%
- 5LDK以上:約2%

実際の購入結果は希望とほぼ一致していますが、わずかな変化が見られます。3LDKの割合がやや減少し、2LDKの割合が増加しています。
希望と実際の購入における差異分析:間取りタイプの変化要因
希望していた間取りと実際に購入した間取りに差が生じる主な要因は、予算制約と物件の立地条件です。「購入価格が高くて買える物件だと妥協が必要でした」「希望するエリアにドンピシャの物件だったので間取りは妥協した」といったコメントが示すように、価格と立地を優先した結果、間取りで調整を行っているケースがあります。
妥協の実態
調査では約78%の回答者が「妥協しなかった」と回答していますが、22%は何らかの妥協をしています。妥協をした理由として「予算面で仕方がありませんでした」「立地で選んでいたので間取りは立地がよければどうでもよかった」などが挙げられています。
間取りに関する妥協の有無と理由

出典:スムナラ

物件選びに際して間取りに関して「妥協をした」「妥協をしなかった」かについて聞きました。
- 妥協しなかった:約78%
- 妥協した:約22%

約8割の購入者が間取りに妥協せずに物件を選んでいます。これは中古マンション市場でも希望に近い物件を見つけることが可能であることを示しています。
妥協しなかった理由の特徴
妥協しなかった理由として「間取りは大切です」「長く住む家だから」「高い買い物をするので妥協はしたくなかった」といった回答が目立ちます。購入金額の大きさと居住期間の長さを考慮し、妥協しない姿勢を貫いている購入者が多いことがわかります。
妥協した層の判断基準
妥協した22%の購入者は、立地や価格を優先する合理的な判断をしています。「中古は選択の余地が少なく、タイミングで決めるしかない」「気に入った構造だったから」など、間取り以外の要素を重視した結果として妥協を受け入れています。
希望していた平米数とその選択理由

出典:スムナラ

希望平米数の分布は以下のようになりました。
- 60平米以上:約26%
- 40平米以上50平米未満:約29%
- 30平米以上40平米未満:約19%
- 50平米以上60平米未満:約14%
- 30平米未満:約12%

40平米以上50平米未満が最も多く、次に60平米以上が続きます。中間的なサイズを希望する購入者が多い一方で、広い空間を求める層も一定数存在しています。
平米数選択の背景要因 家族構成による選択
「家族4人でできれば広い方がいいと思ったから」「子供が産まれた時のことを考えて広めの平米を希望したため」といったコメントが示すように、現在の家族構成だけでなく将来的な変化も考慮して平米数を選択しています。
ライフスタイルによる判断
「ひとりで住むのでこのくらいが丁度いい」「夫婦二人だったので必要性が無かった」など、現在のライフスタイルに合わせたサイズ感を重視する傾向も見られます。必要以上に広い空間は掃除や管理の負担を考慮して避ける購入者もいます。
中古マンション購入における間取り選択の傾向:購入者の価値観の多様化
本調査結果から、中古マンション購入者の間取りに対する価値観は多様化していることがわかります。家族構成やライフスタイル、将来設計に基づいて慎重に選択されており、単純な広さ重視ではなく機能性や効率性も重視されています。
妥協点を見極めることが重要
約8割が妥協しなかったという結果は、現在の中古マンション市場において購入者のニーズに応える物件選択肢が十分にあることを示しています。一方で、妥協した購入者も立地や価格との総合的なバランスを考慮した合理的な判断を行っており、優先順位を明確にした購入行動が見られます。
まとめ
中古マンション購入は人生における大きな決断の一つです。本調査結果が示すように、多くの購入者が慎重に検討し、自分のライフスタイルに最適な選択をしています。これから中古マンション購入を検討される方は、この調査結果を参考に、ご自身の優先順位を明確にした上で物件選びを進めることをお勧めします。

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