7月26日、玄海原子力発電所の敷地内にドローンとみられる3つの光が進入した問題です。九州電力の西山社長は31日の会見で、「核物質防護に万全を期す」と述べました。
【西山社長】
「今回の事案を踏まえ、発電所の安全確保は元より、皆様に安心していただけるよう引き続き関係機関と緊密な連携の元、核物質防護に万全を期すよう務めてまいります。」
7月26日午後9時ごろ、玄海原発にドローンと見られる3つの光が侵入し、「核物質防護情報」が出されました。
西山社長は、31日の会見で具体的な警備体制については話せないとした上で、警察や自衛隊など関係機関とも議論を重ね警備体制を強化する方針であることを示しました。
また、関西電力が保有し、新たな原発の建設に向けた地質調査を再開する方針が示された福井県の美浜原発について、「原子力がこれから先のエネルギー供給源として大事な電源となることが共通になってきたと思う」と話しました。