30日朝、カムチャッカ半島付近で発生したマグニチュード8.7の地震を受けて、気象庁は和歌山県にも津波警報を発表しています。
和歌山市立西和中学校に開設された避難所には、続々と市民が避難を進めています。
和歌山県では沿岸部を中心に、避難所の開設が進められています。30日午前から津波警報が発令されました。「避難してください」というアナウンスが大きな音で鳴り続けています。
現在、こちらの避難所には10人ほどが避難していまして、ミネラルウォーター用意されたほか、布団の準備も行われています。
こちらの避難所はクーラーも効いていますが、和歌山市によると他の公園などの避難所では屋外避難をしている人もいるということです。
避難した方からは「いつまで避難が続くのか?」「今後どうすればよいのか?」などの困惑する声も聞かれています。
カムチャッカ半島付近で発生した地震の影響で、緊張した状況が続いています。
津波警報は継続中で、和歌山市には8万8311世帯(17万5062人)に避難指示が出ているほか、和歌山県内の各自治体では、引き続き防災無線や広報などを通じて、住民や観光客に避難を呼びかけています。
(30日午後2時半)