岩手県内は7月29日も各地で危険な暑さとなりました。
38℃を超えた北上や奥州市江刺など県内9地点で観測史上の最高気温を記録しました。
県内では7人が熱中症の疑いで病院に運ばれています。
29日も危険な暑さとなった県内は高気圧に覆われ気温が上昇しました。
最高気温は北上で38.3℃、江刺で38.2℃など県内に34ある観測地点中9カ所で観測史上最高を記録しました。
奥州市江刺では、うだるような暑さのなか涼を求めて水遊びをする子どもたちの姿が見られました。
奥州市民からは「水遊びで暑さがなくなったみたいに気持ちよかった」「首を冷やすネックリングとか保冷剤とかたくさん持ってきた。この暑さなので体調崩さないで夏休みを乗り切ってくれれば」などの声が聞かれました。
また29日は盛岡でも37℃ちょうどまで上がり、2025年の最高気温を更新しました。
29日に県内で最高気温が35℃以上の猛暑日となったのは17カ所に上っています。
盛岡を訪れていた県外からの観光客もこの暑さには驚いた様子でした。
埼玉から来た人
「埼玉から(来たが)匹敵するくらい暑いです。熊谷ってあるじゃないですか、そこが39℃くらいだけど、28日宮古に行ったが36℃くらいあって、暑くてしんどい」
消防によりますと、県内では29日午後4時時点で7人が熱中症の疑いで病院に運ばれています。