高気圧に覆われ、東海3県は7月29日も気温が上がり、各地で40℃に迫る危険な暑さになりました。

 名古屋市の最高気温は今年最も高い38.3℃で、瑞穂区の市民プールは午前中から夏休みの子供達でいっぱいになっていました。

子供:
「ちょっと冷たいけど気持ちいい」

別の子供:
「陸にいると暑いけど、中にいると気持ちいいし、爽やかな気持ちになる」

アメリカ人の父親:
「泳ぐのが好きだからうれしい。名古屋は母国のアメリカと比べてとても蒸し暑い」

 涼しいプールでも熱中症には注意が必要です。こちらの施設では、プールサイドのミストと、休憩用のテントの数を増やしたといいます。

 岐阜県多治見市では、井戸水を使って打ち水をする恒例のイベントが開かれました。

子供:
「気持ちいいです。じりじり肌に焼けつく感じで暑い」

 しかし、この打ち水も“焼け石に水”。午後には40℃に迫る最高気温39.5℃を観測しました。

 そんな多治見の名物が、暑い夏を乗り切るのに最適な「うなぎ」です。職人の腕の見せ所、厨房の焼き場は50℃を超えることもあるといいます。

澤千の井澤喜久子女将:
「普通のクーラーではとても対応できないので、こちらにスポットクーラーを」

 この夏、創業124年で初めてスポットクーラーの導入に踏み切りました。

澤千の井澤喜久子女将:
「年々暑くなっていますので。いろいろ探してみたんですけど、炭・火が消えてしまうものとか。職人さんにだけ当たるようなものというと、こういう小型のものしかないので」

 7月31日は、今年2回ある土用の丑の日です。厨房もフル回転の日が続きそうです。

東海テレビ
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